簡単につくれる!国産高麗人参(オタネニンジン)はちみつ漬けレシピ

レシピ
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薬膳の3大イメージ、

  • にがい
  • 薬っぽい
  • むずかしい

が薬膳へのハードルをあげていると感じることもありつつ、漢方などでつかわれる素材の独特の香りや風味が好きな方も多くいらっしゃいます。こういった「クセ」のある薬膳は、食薬(しょくやく)と呼ばれる食材としても漢方の薬としてもつかわれる素材をつかった伝統的な薬膳料理に多いです。

今回は古典的な薬膳のアイコニックな存在であるオタネニンジン(別の名を朝鮮人参・高麗人参・吉林人参)で簡単につくれる【オタネニンジン(朝鮮人参)のはちみつ漬け】のご紹介です。以前購入した福島県会津若松で育まれた国産オタネニンジンをつかいます。

会津若松産オタネニンジン(朝鮮人参・高麗人参)

薬膳や漢方の素材として名を馳せる「朝鮮人参・高麗人参」は、日本名を「オタネニンジン」と呼ばれています。原産は中国大陸で、江戸時代から日本でも栽培がはじまりました。日本の専門店や海外でみかけるオタネニンジンは、乾燥されたものや、すでに乾燥して粉末にされたものが多いですが、今でもオタネニンジンの栽培を続けている日本の福島県会津若松では、国産の生のオタネニンジンを購入することができます。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

オタネニンジンの薬膳メモ

オタネニンジン(吉林人参、朝鮮人参、高麗人参)

【素材の分類】 気を補う

【五味・四気・帰経】甘・微苦・微温・平・脾/肺/心

大根はオタネニンジンとの薬膳的な食べ合わせがよくないので、一緒に食べることは避けましょう。

薬膳茶や薬膳スープのほか、煮物やスイーツづくりにも活用できるはちみつ漬けをつくります。

オタネニンジン(朝鮮人参・高麗人参)はちみつ漬け

「気を補う」オタネニンジンとはちみつを組み合わせたレシピです。

疲れ気味なとき、風邪をひきそうなときはもちろん、寒くなる季節や梅雨時期にもおすすめです。

材料

  • オタネニンジン
  • はちみつ ※今回は瓶の煮沸消毒などを省略するため、瓶詰めのはちみつを購入しました。

つくりかた

  1. オタネニンジンはスライスして、根の部分もあわせて一晩乾燥させる
  2. 瓶詰めのはちみつに乾燥したオタネニンジンをいれて、1ヶ月寝かせたら完成

※瓶詰めではないはちみつを使う場合は、容器を煮沸消毒してからつくってください。

乾燥前
乾燥後

薬膳メモ

オタネニンジン

【素材の分類】 気を補う

【五味・四気・帰経】甘・微苦・微温・平・脾/肺/心

はちみつ

【素材の分類】 気を補う

【五味・四気・帰経】甘・平・脾/肺/大腸

オタネニンジン(朝鮮人参・高麗人参)はちみつ漬けをつかった薬膳茶アレンジ

疲れた日の寝る前に

疲れた日には気を補って、エネルギーを補給します。疲れが続くと免疫も下がり、風邪やウイルスが体に入りやすくなります。そんなときにおすすめなのが、シンプルがお湯割りです。

〇 お湯+オタネニンジンはちみつ漬け大さじ1

体の冷えが気になる日に

体の冷えが気になる日には、カラダを温める紅茶にはちみつ漬けオタネニンジンを溶かしていただきます。冬の薬膳茶はもちろん、梅雨の肌寒い日にもおすすめです。

〇 紅茶+オタネニンジンはちみつ漬け大さじ1

季節の薬膳にもおすすめ

オタネニンジンは季節の薬膳におすすめです。自然のなかで日々生活している私たちの体は季節の変化に影響をうけ、体のバランスを崩しやすくなっています。そこで食べ物をとおして、体のバランスを整えるのが季節の薬膳です。

こちらの記事では季節の薬膳のポイントをご紹介しているので、よかったら参考にしてみてください。

冬|冷えた体を温める

秋|乾燥する秋には潤いを

梅雨ー働きが活発になる脾を元気にする

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