薬膳とは
薬膳は約3000年以上にわたり中国で培われてきた哲学・医学の知識、そして古人の生活の知恵など幅広い「知」から織りなされた食事です。古から伝わるこの「知」とともに、その方の目的に合わせた今の時代に手に入りやすい食材で、なりたい自分を食をとおして叶えます。
薬膳は健康、美容、体質改善など目的をもった食生活です
薬膳は普段食している食材をつかいます
薬膳の目的とは
薬膳は、
- からだの中からキレイになりたい
- 健康にすごしたい
- 体質を改善したい
など日々の食生活に目的をもち、食材を選びます。
例えば
- 美肌
- アンチエイジング
- 貧血改善
- 冷え性克服
- 疲れにくいカラダ
- 季節のトラブル(花粉症、乾燥肌、)
などを叶えるためにご自身の体質・体調を理解し、ふさわしい食材と避けたほうが良い食材を知り、日々の食生活にとり入れます。
薬膳の食材とは
薬膳料理は食材と中薬(漢方で使われる素材)を組み合わせてつくることもできますが、中薬や特別な素材を使わず、スーパーマーケットに並ぶ食材でかんたんにつくることができます。
にんじん
ほうれん草
じゃがいも
たまねぎ
しいたけ
鶏肉
豚肉
お米
うどん
そば
みかん
ぶどう
りんご…など
これらすべて薬膳でつかわれる食材です。
それぞれの食材に「個性」があり、自分の体質、体調、季節によりそう「個性」の食材を組み合わせて料理やお茶をつくります。
漢方と薬膳の違いは
漢方も薬膳も中医学から誕生し、同じ理論のもと、「漢方は薬」、「薬膳は食材」でカラダの不調を整えます。
また、薬膳では「予防」を大切に考え、不調のときだけではなく、日々カラダを整える食事をいただくことで、健やかで豊かな生活を送るサポートをします。