立冬を迎え寒い日が続きますが、こんな美活トラブルはありませんか?
- 顔色があまり良くない
- 唇の色も暗い
- 髪に潤いがない
など、これらは血が足りないことが原因かもしれません。
血が足りないときの美活薬膳でセレクトしたい食材が、今が旬の【れんこん】。
慣れ親しんでいる和食の定番、【きんぴら】を旬のお野菜でつくり、お肌や髪の調子も整えましょう。
れんこんの薬膳メモ
薬膳では、れんこんは実の部分はもちろん、葉や種も薬膳素材としてつかいますが、それぞれ薬膳の働きは異なり、また、実の部分は生のままと、加熱して使った場合でも働きが違う特徴を覚えて、色々なシーンで活用したい食材です。
生のまま使う場合
→カラダのなかにこもった熱をとり(特に血まであつくなっている場合)、血の流れを良くしたり、津液をつくる
加熱して使う場合
→血を補う。「養血生肌」の働きがあるといわれ、血を養い、肌の蘇生をサポートすることを意味する
今回は、美肌をサポートする薬膳レシピをつくるので、れんこんを加熱して使います。
【素材の分類】 理血類
【五味・四気・帰経】甘・寒・脾/心/胃
和食で薬膳 れんこんのきんぴらレシピ
美活薬膳 れんこんのきんぴら 材料
血を補う「れんこん」、陰を養う「白ごま」、気を補う「はちみつ」をつかいます。れんこんはカラダを冷やす力が強いので、しょうがを加えてバランスをとります。
- れんこん 150g
- すり白ごま 10g
- はちみつ 大さじ1
- しょうゆ 大さじ1
- しょうが 2g
美活薬膳 れんこんのきんぴら つくりかた
- れんこんをスライスしてあく抜きのため、お酢を少々加えた水に5分ほど浸す
- しょうがはすりおろす
- フライパンにごま油をいれて熱し、さっと水気をきったれんこんとすりおろしたしょうがを入れ、焼き色がつくくらい炒める
- 焼き色がついたら、はちみつ、しょうゆの順でいれ、さっと1,2分なじませる
- 最後に白ごまをいれ、さっとからめたら完成
薬膳メモ
れんこん
【素材の分類】 理血類
【五味・四気・帰経】甘・寒・脾/心/胃
すり白ごま
【素材の分類】 気を補う
【五味・四気・帰経】甘・平・脾/肺/大腸
はちみつ
【素材の分類】 気を補う
【五味・四気・帰経】甘・平・脾/肺/大腸
しょうが
【素材の分類】 気を補う
【五味・四気・帰経】甘・平・脾/肺/大腸