梅雨は湿気でカラダがぐったりおもくなりがち。食べる元気がないかもとおもったときは、ほっこりカラダに優しい薬膳スープで、カラダを整えましょう。
薬膳スープはスーパーマーケットで手に入るものでOK
薬膳スープといっても、手に入るのが難しい食材や漢方などに使われる苦そうな素材を使わず、つくることができます。
キャベツは千切りされているパッケージのものでOK
キャベツは1つ大きなものを買うと、その1週間ずっとキャベツを食べ続けることありませんか?1人分や2人分をつくるときには、もやしやカット野菜のあたりに一緒に並ぶ千切りのキャベツをつかってもOKです!すでにカットされていて、かつ水洗いも必要ないので、お鍋にそのままいれればよいので、カラダが疲れているときもこれならできそうですね。
もし余っているキャベツがあればざくざく手でちぎって使い切ってもよいですし、今日は大量にスープをつくるぞーと思ったら、柚子やみょうがなど薬味で味を変えて薬膳スープを楽しみましょう。
食材の組み合わせはしっかり選ぶ!
スーパーマーケットにある食材はどれも薬膳での働きがあります。とはいえ、「これは美肌に良いらしい」、「これは夏に良いらしい」といって、目的がばらばらに食材を選んでしまっては、薬膳ではなくなってしまいます。今日のランチは季節に合わせた薬膳、今日は一日疲れたから気を補う薬膳、など目的をもって食材を選ぶことが大切です。
今回は「食欲がないとき元気になる」薬膳スープです。
キャベツもチキンもどちらも気を補い、胃の調子を整えてくれる食材です。そして玉ねぎをいれますが、玉ねぎは「気の巡りを良くする」ため、補った気をしっかりカラダに運んでくれます。
キャベツとチキンの薬膳スープ
材料
- キャベツ 300g
- 鶏もも肉 150g(手羽元やスペアリブでもOK)
- 玉ねぎ 100g
- お酒 大さじ1
- しょうゆ 大さじ1
- 塩 小さじ1/2
作り方
- キャベツと玉ねぎを千切りにする
- 鶏モモ肉はたべやすい大きさに切る
- 鶏モモ肉と玉ねぎを良く炒めて、玉ねぎの甘味をだす
- 玉ねぎがしんなり亜麻色になってきたら、きゃべつと水をいれる
- 沸騰したら酒をいれる
- 具材に火が通るまで煮たら、しょうゆと塩で味付けして完成
材料薬膳メモ
キャベツ
【素材の分類】 気を補う
【五味・四気・帰経】甘・平・腎/胃
鶏肉
【素材の分類】 気を補う
【五味・四気・帰経】甘・平(温)・脾/胃
玉ねぎ
【素材の分類】 気の巡りを助ける
【五味・四気・帰経】甘・辛・温・脾/胃/肺/心 –