【世界のとうもろこし料理で薬膳】イタリアのポレンタ編

世界&日本郷土料理

古代ローマ帝国が礎を築いた歴史や文化を受け継ぐイタリア。その国土は南北に長く、北にはアルプス山脈がそびえ、国境の先にはフランス、スイス、オーストリア、スロベニアが続きます。

アルプス山脈から南へとのびる長靴のような形のイタリア半島は紺碧の地中海に囲まれ、南部には太陽の光が注がれるオリーブやトマトなどの畑が美しい平野に広がります。イタリア半島西側の地中海にはサルディーニャやシチリアのなど島々が浮かび、地方によって気候や風土が異なるため、豊かなイタリアの食文化を紡いできました。

パスタやピザなど世界中で愛される料理を誇るイタリアにも、とうもろこしをつかったレシピがあります。イタリア北部で、小麦や米などの穀物とともに、肉料理や煮込み料理のメインディッシュに添えられる定番料理、ポレンタです。

ポレンタはじっくり弱火で1時間近くかけて、よくまぜることが美味しさの秘訣です。週末のひと時を、イタリア映画をワインを片手にポレンタつくりで過ごしてみてはいかがでしょうか。

イタリア料理 ポレンタ薬膳レシピ

とうもろこしを粉にしたコーンミールからつくられるポレンタ。今回はコーンミールをつかいますが、輸入食品などをあつかうショップでは、ポレンタをつくるための専用の粉をおくところもあり、その場合は、このポレンタ粉と水のみでつくることができます。

とうもろこしはカラダの湿を外にだす素材。そこに気の巡りをよくする陳皮(みかんの皮)をとりいれ、湿を外にだすサポートをします。

材料

  • コーンミール 50g
  • 陳皮(みかんの皮)5g
  • バター 10g
  • 水 250cc

つくり方

  1. 水に陳皮を30分浸し、弱火にかけて沸騰から5分で火をとめる
  2. 1が冷めたら陳皮を取り出す
  3. 鍋に2と塩をいれ、コーンミールを少しずついれてダマにならないようによくかき混ぜる
  4. 40分から1時間ほど弱火にかけながら、かき混ぜて完成

薬膳メモ

コーンミール

【素材の分類】 余分な水分を外にだす

【五味・四気・帰経】甘・淡・微寒・脾/胃/肺

陳皮

【素材の分類】 余分な水分を外にだす

【五味・四気・帰経】甘・淡・微寒・脾/胃/肺

ポレンタの食べ方

そのまま

肉料理や煮込み料理などのメインディッシュに添えます。

おすすめは【チキンと豆のトマト煮込み】。暑さや湿気でカラダが疲れているときのレシピに、ポレンタを添えることで、湿を追い出します!

焼く

バットなどにいれて、形を作り、固まったところで食べやすい大きさに切ってフライパンで焼きます。メインディッシュに添えたり、焼いたポレンタの上に、キノコソテーやチーズ、サラミ、豆のトマト煮込みなどをトッピングしておつまみにしても!

薬膳をイタリア料理でアレンジ!ここで学べる

薬膳は目的にあわせて素材を組み合わせてつくるお料理。中国料理はもちろん、和食や洋食でもレシピアレンジができます。

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