旬を迎えはじめた新潟の郷土野菜、女池菜。
昨日女池菜の美活薬膳粥をご紹介しましたが、今日はフランスのロレーヌ地方の郷土料理「キッシュ」で洋風にアレンジした女池菜の薬膳レシピ第2弾です。カラダに潤いをもたらしてくれる陰と血を補う食材を組み合わせたレシピです。
女池菜の美活薬膳粥はこちら!
【新潟の郷土野菜】女池菜で薬膳!陰と血を補うインナーケアで美活
女池菜は小松菜の一種で、明治時代から新潟県新潟市の女池・鳥屋野潟地区で栽培されている新潟の郷土野菜です。

薬膳では、小松菜は「陰を補う」食材で、カラダに潤いをもたらします。また、陰とともに美活に活躍するのが「血」。「血」はカラダに栄養を届けるので、美髪美肌に不可欠です!
- 肌の乾燥が気になる
- 髪につやとハリがない
- 顔色がさえない
など気になるときは、「陰」と「血」が足りないのかもしれません。
「陰」&「血」を補う食材の組み合わせで、潤いある美肌&美髪の美活薬膳レシピをつくります。
【新潟の郷土野菜】女池菜とレーズンの薬膳キッシュ
女池菜、卵、チーズ、ベーコンは「陰」を補い、レーズンと落花生は「血」を養います。

材料
- 女池菜 1束 ※小松菜でも大丈夫です
- 卵 2個
- パルメザンチーズ 大さじ2 ※今回パルメザンチーズが大さじ1のみだったので、スライスチーズを1枚足しました!
- 豆乳 150cc
- レーズン 10g
- ベーコン 50g
- 落花生 15g
- 塩 少々
- パイ生地 1枚
つくりかた
- ベーコンは1cmくらいに、女池菜は1~2cmくらいに切る
- フライパンを熱し、ベーコンをいれ、その上に女池菜をいれて火を通す
- 女池菜がしんなりしたら塩で味つけをして火を止め、冷やす
- ボールに卵を割り入れよく混ぜて、豆乳、パルメザンチーズ、レーズンをいれてまぜ、冷えたベーコンと女池菜をいれてさっくり混ぜる
- 型にパイシートをセットする
- 5に4を流し入れ、上から砕いた落花生をちらす
- 200℃のオーブンで15分焼いて完成










薬膳メモ
女池菜(小松菜)
【素材の分類】 陰を補う
【五味・四気・帰経】甘・温・肝/胃/肺/大腸
卵
【素材の分類】 陰を補う
【五味・四気・帰経】甘・平(卵黄)/甘・涼(卵白)・肺/心/脾/肝/腎
チーズ
【素材の分類】 陰を補う
【五味・四気・帰経】甘・酸・平・肺/肝/脾
ベーコン(豚肉)
【素材の分類】 陰を補う
【五味・四気・帰経】甘・鹹・平・脾/胃/腎
豆乳
【素材の分類】 化痰止咳平喘類
【五味・四気・帰経】甘・平・肺/胃/大腸/膀胱
レーズン(ぶどう)
【素材の分類】 補血類
【五味・四気・帰経】甘・酸・平・脾/肺/腎
落花生
【素材の分類】 補血類
【五味・四気・帰経】甘・平・肺/脾