薬膳は、目的にあわせて食材をくみあわせたお料理です。
中国料理だけでなく、和食や世界各国のお料理も食材の選び方で薬膳料理をつくることができます。
イギリスの朝食テーブルに並ぶ「ポリッジ」で美容薬膳をつくります。
イギリス朝食の定番ポリッジ
イギリスと食
イギリス料理ではオーブンをつかうことが多く、広く知られるレシピには、ローストビーフ、ミートパイ、シェパーズパイや、パブなどでも手軽にいただけるフィッシュ&チップスなどがあります。また、古くはランチの代わりにとり入れられていたアフタヌーンティーも有名です。丁寧につくられたスイーツやスコーン、サンドウィッチが並びます。
国によって食習慣は異なりますが、イギリスは伝統的にしっかりと朝食を食べる国。そのなかでもイギリス朝食の定番ともいえるのが「ポリッジ」です。
ポリッジとは
「ポリッジ」はオートミールを牛乳、水、または豆乳で煮たお粥です。
そのままでは味気ないので、ジャムやはちみつ、ナッツやフルーツを添えたり、シナモンやココアをちりばめたり、しょっぱめが食べたい日にはバターやチーズといただくなど、お好みでアレンジができます。
イギリスの朝食には、このポリッジとともに卵料理やソーセージやベーコン類、パンのトーストが並びます。
オートミールとは
オートミールはオート麦(燕麦えんばく・カラス麦ともいわれます)を加熱して押しつぶしてつくります。シリアル、グラノーラやミューズリーの原料にもなっています。クッキーやマフィン、パンにもつかわれ、独特の食感をもたらします。
近年はスーパーフードとしても注目を集めています。食物繊維・ビタミン・ミネラルが豊富なので、美容や健康に感度の高いセレブリティにも人気を博しています。
ハリウッドセレブのリリー・コリンズやナタリー・ポートマンも朝食にオートミールをとっているそうです。(Harper’s BAZAAR.comより)
オートミールの薬膳メモ
オートミールはからだのエネルギーである“気”を補ってくれます。
疲れ気味のとき、食欲があまりないときなどにもおすすめです!
【性質・味・帰経】
平性・甘味・脾&胃
【薬膳のはたらき】
気を補います。→疲れやすかったり、やる気がでなかいときには、気を補って!
脾と胃を養います。→胃もたれやおなかがはりやすいとき、食欲がないときに。またこどもは脾が未熟なので、こどものおやつにもぴったり!
美容薬膳レシピ ポリッジ焼きバナナ添え
脾を養い、腸活にぴったりのレシピです。
【材料】
- オートミール 100g
- 牛乳 100cc
- バナナ 1本
【つくりかた】
- 鍋にオートミールと牛乳を入れ、5分ほど弱火にかける
- バナナをスライスして、トースターで温める
- 器に1を盛り付けた後、2をトッピングして完成
バナナは生のままがお好みでしたら、それでも大丈夫です。トーストすると、甘味がまして食感もかわるので、「ポリッジ」に添えるのにぴったり!
「ポリッジ」は幅広いアレンジができるので、その日の体調や季節にあわせて、食材の組み合わせを楽しむ薬膳におすすめレシピです!
イギリス観光のおすすめ3選
イギリス料理で美容薬膳をつくったあとは、ちょっぴりイギリス旅気分をお届けいたします。イギリスに以前一人旅したとき、また訪れたいと思ったロンドン観光ベスト3です!
宮殿の交代式
先日メーガン妃&ヘンリー王子に待望のベイビーが誕生し、世界中で話題となっているイギリス王室。バッキンガム宮殿はエリザベス女王の公邸で、ロイヤルウェディングが執り行われるときには、そのバルコニーからロイヤルファミリーがあいさつをすることでも広く知られています。
バッキンガム宮殿の衛兵が鼓笛隊とともに行進する衛兵交代式は、壮大なバッキンガム宮殿を臨みながら、伝統的なイギリス衛兵の装いや行進、まさに格式高いイギリスの文化と歴史に触れることができる時を堪能できます。
開催日は、日曜日、月曜日、水曜日、金曜日が多いようですが、土曜日の開催もちらほらあります。時間は11時からです。スケジュールは公式ページ(英語)で確認できます。
英語ですが、こちらから開催日程や時間を確認できます。
ミュージカル
ロンドンはブロードウェイとともにミュージカルの聖地とも称されます。オペラ座の怪人、レ・ミゼラブル、ライオンキングなど多くのアイコニックなミュージカルが上演されています。英語がわからなくても、ロビーの空気感、舞台の装飾、衣装、演出、音楽など、シアターのエントランスに入れば瞬く間に魅了されるポイントが数多くあります。
私はロンドンでのスケジュールは到着後に決めたので、チケットは現地に行ってから劇場のチケットボックスで購入しましたが、レ・ミゼラブルは滞在中はすべて売り切れだったため、見ることが叶いませんでした。オペラ座の怪人を見ましたが、別世界にはいりこんだような感覚に包まれたことを今でも思い出します。
日本から予約をするのであれば、それぞれのミュージカルの公式ページが安心かと思います。すべて英語のページとなります。
また、“Time Out”というディスカウントチケットを取り扱っているサイトがありますので、ご参考までにご紹介です。このサイトでは、ミュージカルだけでなく、スポーツやコンサートなどのチケットも入手できます。
イギリス発信ブランド巡り
ロンドンのカフェで窓の外を眺めていると、街をいきかうおしゃれさんたちの姿が目に入ります。英国紳士服の聖地からイギリス王室御用達のショップまで、イギリス発信ブランドを巡る旅で満喫してはいかがでしょう。
【名門紳士服の街】唯一無二のオーダーメイド名門紳士服店が並ぶ街「サヴィル・ロウ」
【老舗ファッションブランド】トレンチコート発祥の「バーバリー」
【サステイナブルファッションブランド】完璧なテーラーからつくられるフェミニティ「ステラ・マッカートニー」
【傘】イギリス王室御用達「フルトンアンブレラ」
【老舗デパート】ハロッズ
【ファストファッション】日本未上陸のファストファッションブランド「プライマーク」