梅雨&夏薬膳に活躍!とうもろこしはカラダの湿も熱もとる相棒

いろは

旬を迎えはじめた「とうもろこし」は、梅雨から夏にかけての薬膳に大活躍!

むくみやセルライト対策のサプリメントなどにもつかわれている素材「とうもろこし」の魅力を紐解きます。

とうもろこしストーリー

とうもろこしの歩みを辿る

とうもろこしの誕生した地は今も解き明かされていないですが、中央アメリカから南アメリカの北部、特にメキシコあたりではないかといわれています。

8000年以上もさかのぼる時代から人の手によって栽培され、マヤ文明やインテカ文明の発展をささえていた。世界中が「とうもろこし」を知ることとなったのは、イタリア出身冒険家のコロンブスが15世紀末にアメリカ大陸発見したことにはじまります。そこで「とうもろこし」をコロンブスは、ヨーロッパへと持ち帰り、その後ヨーロッパ諸国、アフリカ大陸、中近東から中国へともたらされたのです。日本には、16世紀にその頃貿易がおこなわれていた長崎の地にポルトガル人によって伝えられました。

「とうもろこし」は、小麦や米とともに世界で広くつかわれている穀物のひとつです。世界各国で食され、メキシコのトルティーヤ、アメリカのコーンブレッド、イタリアのポレンタをはじめとして多くの国でその文化とともに、とうもろこし料理が育まれてきました。

とうもろこしの名の由来

7世紀ごろの中国は「唐」と呼ばれ、その頃に日本に伝来した黍(キビ)を当時は「もろこし」とよんでいました。16世紀末にとうもろこしが日本に伝わったとき、そのフォルムが「もろこし」に似ていたことから

「唐もろこし→とうもろこし」

と呼ばれるようになりました。

とうもろこしを漢字で綴ると「黍」という字が入り、「玉蜀黍」となるのもそういった理由からですね。

薬膳でよみとく「とうもろこし」とその活用法

薬膳ではとうもろこしの実はもちろん、ひげも大切な素材としてつかいます。

とうもろこし薬膳メモ

とうもろこしの実(玉蜀黍)

【素材の分類】 余分な水分を外にだす

【五味・四気・帰経】甘・平・脾/胃/肝/腎/大腸

とうもろこしのひげ(玉米鬚

【素材の分類】 余分な水分を外にだす

【五味・四気・帰経】甘・平・肝/腎/膀胱/胆

ポイント!

  • どちらもカラダに余分な湿をとり、カラダを冷やしてくれます
  • とうもろこしの実(み)は梅雨にはたらきが活発になる脾を養います
  • とうもろこしのひげは、特にむくみに働きかけてくれます

とうもろこしは実(み)もひげもしっかり薬膳活用!

旬を迎えはじめたとうもろこしを手にいれたら、実(み)とともに鬚をしっかり保存

実(み)

シンプルに蒸しトウモロコシで!

  • 蒸しとうもろこしは暑さや湿気でつかれているとき、食欲がないときにいただきます

ひげ

トウモロコシのひげを活用するならこの3つ!

  • とうもろこしのひげ茶→とうもろこしのひげを乾燥させて、お茶に。韓国ではポピュラーなお茶なので市販のティバッグをつかってもOK!
  • とうもろこしのひげごはん→とうもろこしのひげをご飯を炊くときに、お米とあわせていれて、いつも通りに炊飯。とうもろこしの甘い薫りが食欲をさそいます