梅雨はこどもたちのカラダにも湿気の影響がでやすい季節。こどもたちは特に「脾」のはたらきがまだ未熟なため、ママ&パパが手作り薬膳スイーツで梅雨の邪気をブロック!
梅雨のキッズ薬膳の3つのポイント!
こどもたちのカラダは小さいので、季節の変化がカラダに影響しやすいです。梅雨も同じ。梅雨は湿気が多く、こどもたちが未熟とされている【脾】を傷めやすい季節です。【脾】が弱くなると、お腹をこわしやすくなったり、湿疹ができやすかったり。3つのポイントをおさえて、楽しい夏へのカラダの準備をしましょう。
1.五臓六腑の脾を補う
こどもたちの日々の食生活で補いたい【脾】。梅雨は特に弱くなりやすいです。普段以上に【脾】を補う食材をとりましょう。
2.気の巡りを良くして、湿をカラダの外にだす
湿はカラダに必要ない水分のことです。カラダのなかに余分な水分が溜まると、気の巡りも滞ります。気の巡りを良くして、カラダのなかにたまっている湿を乾燥させましょう。
3.甘いものや脂っこいものを食べ過ぎない
甘いものや脂っこいものは脾を傷つけやすい食べ物です。脾が弱まるとついつい食べたくなってしまうのですが、脾を傷つけてしまうことになるので、できるだけ控えましょう。自然の甘味を感じられる素材をつかったおやつがおすすめです。
みかんゼリーはと麦風味
みかんは気の巡りをよくして、かつ湿を乾燥させるので梅雨時期におすすめ!オレンジも同じく気の巡りを良くする働きがありますが、カラダを冷やす性質があるため、梅雨は肌寒い日が多いので、今回はみかんをつかいます。
はと麦は梅雨にキッチンストックに加えたい食材のひとつで、カラダに溜まった余分な水分を外にだしてくれます。肌の湿疹やにきびなどにも古来から生薬としてつかわれていす素材です。
みかんとはと麦はどちらも【脾】を養う食材!理想的な組み合わせです。
材料
- みかんの缶詰 ※今回使用したものはみかんが250g、シロップが200g
- はと麦茶 大さじ1
- お湯350cc
- ゼラチン 10g
作り方
- お湯をわかし、はと麦茶に注ぎ5分蒸らす
- ボールにゼラチンをいれ、温かいはと麦茶を注ぎゼラチンを溶かす
- ゼラチンがとけたら、缶詰のシロップをいれて混ぜる
- 器にミカンを飾り、3を流しいれる
- 4が冷めたら冷蔵庫で一時間冷やして完成
材料の薬膳メモ
みかん
【素材の分類】 気の巡りを良くする
【五味・四気・帰経】甘・酸・温・脾/胃/肺
はと麦
【素材の分類】 余分な水分を外にだす
【五味・四気・帰経】甘・淡・微寒・脾/胃/肺