薬膳で叶える【陰と陽のバランス美容】

美人度アップ薬膳
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今日の12月22日は「冬至」です。一年でもっとも太陽が地を照らす時間が短い日です。日本では、柚子湯に入ったり、かぼちゃや最後に「ん」のつく食べものを食べると良いといわれていますね!

薬膳でインナービューティを叶えるため、季節の変化とうまくつきあう「季節に寄り添う」薬膳は欠かせません!季節の移り変わりがからだに影響をもたらす理由に【陰と陽の変化】があります。

今回のキーワードは【陰と陽のバランス美容】です。陰陽について紐解きながら、薬膳で叶える【陰と陽のバランス美容】の秘密をさぐりましょう。

冬至を薬膳から紐解く!

「冬至」は24節気のひとつです。一年を24に分けて季節の移り変わりに名をつけた「24節気」は古く中国から日本へ伝わり、日本では暦(こよみ)といわれることも多く、24のなかには春分、夏至、秋分なども含まれます。

薬膳では、24節気についてお話をするとき、【陰陽】の変化が語られます。「冬至」は、一年でもっとも【陰】が強く【陽】が弱い日です。冬至を越え春に向かうにつれて、自然界では陽の気が少しずつ増え、陰が弱くなっていきます。

そして自然界の陰陽のバランスが変化すると、私たち人間のからだのなかの陰陽のバランスも自然界とともに移り変わります

陰と陽って何?

陰陽の考え方は古代中国で誕生した思想で、自然界にあるすべてのものが「陰・陽」のいずれかに属するとされています。

中国に伝わる伝説では、陽の気によって天が創られ、陰の気によって地が創られ、陽と陰の気が融合し、人が創られたといわれています。【陰と陽】についてのお話しは奥が深いので、ここではわかりやすく陰と陽の例がこちら↓。

太陽、天、昼、男、表、上など

月、地上、夜、女、裏、下など

食べものでも【陰と陽】があります。例えば、

ねぎ、しょうが、にら、鶏肉、エビなど

すいか、きゅうり、トマト、ゴーヤ、なすなど

陰は悪者?

陰と陽と聞くと、なんとなく陰はあまり良くないというイメージがありませんか?

そんなことはまったくありません!

自然界にも私たち人間にも、【陰と陽】の両方とも大切です。

この二つがバランスをとれていることを、【陰平陽秘(いんへいようひ)】といいます。

例えば、太陽が24時間地を照らし続けていたらどうなるでしょう。日陰や雨、夜があるからこそ、自然界はバランスがとれます。

陰があるから陽が生かされ、陽があるから陰が生かされています。

【陰と陽】どちらも私たち人間にも大切です。

陰と陽が美容に何をもたらすの?

陰と陽のバランスは季節だけでなく、季節以外の環境の変化やストレスなどのメンタルの変化でも崩れることがあります。その崩れたバランスを食材で整えることを助けてくれるのが薬膳です!

例えば陰平陽秘が崩れると、美人度もイケメン度もダウンにつながってしまいます。

【陰が足りず、陽が多いパターン】

陰が足りない

陽が多くなる

熱がでる

吹き出物やにきびができやすくなる

お肌の乾燥や赤みがでやすくなる

【陽が足りず、陰が多いパターン】

陽が足りない

陰が多くなる

からだが冷えやすくなる

顔色が悪くなる

肌荒れしやすくなる

【陰と陽のバランス】がとれていることが美容に不可欠なのです!

陰と陽のバランスで叶える薬膳インナービューティ

陰と陽は表裏一体で、どちらかが強くても弱くてもバランスが崩れてしまいます。

陰と陽が最高のバランスにあるとき、からだも心も充実します。

陰と陽のバランスがくずれたとき、それを食で整えてくれるのが薬膳です!

  • 陰が弱くなっているときには陰を補う食材をいただきます。
  • 陽が弱くなっているときには陽を補う食材をいただきます。

薬膳で「陰陽のバランス美人」になって、どの季節もキレイに健康に過ごしましょう♪

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