理想の美肌はどんな肌?
中医学では五臓六腑(肝・心・脾・肺・腎/胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦)が健康であれば、お肌も美しくあるといわれています。あなたは美肌になりたいと思ったとき、どのようなお肌を思い浮かべますか?
- 顔色が明るい
- 透明感ある
- はりがある
- 潤いと艶がある
- ニキビや吹き出物がない
- むくみがない
- シミやクマがない
などがありますね。
7つあげましたが、特にここを良くしたいというポイントはその方によって異なるかと思います。そして、お肌の良くしたいポイントが異なれば、薬膳のアプローチも変わります!
美肌への薬膳アプローチ
例えば、
冷え性のかたは顔色があまり優れない方が多く、からだを温める食材や薬膳茶をいただくことで顔色が明るくなります。
お肌にニキビや吹き出物が多い方は、からだに熱がこもってしまっていることが多いので、からだを冷やす・落ち着かせる食材や薬膳茶で整えます。
美肌のためのアプローチもそれぞれの方の肌の悩みで異なるのです。
また、7つのうち1つのみ当てはまる方もいれば、2つ、3つ当てはまる方もいます。
五臓六腑とは
中医学では「五臓六腑」という考え方があり、それぞれの臓腑は深くかかわり、お互いに影響をもたらすため、トラブルのある臓の調子が整うことで、他の臓も良くなっていきます。
☆をかくとき、点と点を結びますね。それぞれの5つの点が五臓のひとつだとしたら、星を描くときに結ぶ線のように、すべてが五臓はすべてがつながっています。
美肌と体質
お肌の何を改善したいか、目指す美肌の状態をこの機会に考えてみてくださいね。そこからご自身の体質とお肌の関係を紐解いてみましょう。
ご自身の体質がわかれば、身体をどのように整えるかのポイントがわかり、それにふさわしい食材をとり、よくない食材は避け、からだの中を整えることからができます。
かんたんな体質クィックチェックもありますので、ご興味あるかたはご活用ください!
美肌は一日にしてならず。毎日口にいれる食べものや飲みものが私たちのからだをつくります。3か月後、半年後、1年後の自分つくりに今日から取り組んでみましょう!