2018年の土用の丑の日は7月20日と8月1日です。
「土用」はそれぞれの季節がはじまる日である「立春、立夏、立秋、立冬」の前、18日間のことをいいます。その18日間を十二支(子・丑・寅・卯・辰・・・)と数えたときの、「丑」の日となります。
中国に古くから伝わる考え方「陰陽五行説」では、季節と五大元素<木、火、土、金、水>を次のようにむすびつけています。
春→木
夏→火
秋→金
冬→水
では「土」は?というと、それぞれの季節の最後の18日間となるのです。
まさに「土用」はここから誕生しています。
そして、暑い夏にうなぎを食すという習慣は、一番古くは万葉集に綴られていたそうです。そして土用の丑の日にうなぎを食べるようになったのは、江戸時代17世紀後半と言われています。
薬膳的うなぎ
薬膳ではうなぎは「気を補う」グループに入ります。
夏の暑さで疲れているとき、やる気が起きないとき、めまいを感じるとき、からだを元気にしてくれます。また、筋や骨を強くします。肺にも働きかけるので、咳や喘息のときも食すこともあります。
夏の養生をかねてぜひうなぎをいただいてはいかがでしょうか。