美容の情報があふれる時代、自分にぴったりの美容法はみつかりましたか?
もし「美容まいご」になっているようでしたら、自分にふさわしい食材や食生活、日々の過ごし方へと導いてくれる薬膳美容で自分自身を見極めることからはじめてみませんか。
約3000年にわたり紡がれてきた中国医学の英知が、その手がかりを現在の私たちに届けてくれます。
私自身、ひどい冷え性や便秘、生理痛、肌荒れやカラダのむくみに悩まされていました。薬膳の勉強をはじめた頃、香港へと旅にでたときのことです。
漢方医さんを訪れ、脈診、舌診、問診、聞診をしていただき、カラダが不調とおもっていたことがらはすべて五臓六腑の「肝」がバランスを崩していることよるものであるとわかりました。
脈や舌をみるだけで、冷え性であるのに冷たい飲みものを好んだり、イライラしやすかったりということもずばりと言い当てられていました。

帰国後、「肝」を養い、気の巡りをよくする食材やお茶を組み合わせた食生活を送りました。
数ヶ月経った頃、ふと、ひどかった生理痛がなくなっていたことに気づきました。
そして、気になっていた冷え性も、便秘も、肌荒れも、むくみも、よくなっていたのです!
香港の漢方医さんを訪れたときのことはこちらに綴っております。
中医学では不調の原因を追求します。
その原因に働きかけることでそこから糸の絡みがほどけていくように、紐づかれていた不調が良くなっていくことが多くあります。
まったく関係のないと思っていた不調が、カラダの内ではつながっているとうことが中医学ではよく見られます。
原因がわかることで、これまでトライした美容法のなかから自分にぴったりのものをみつけることができるかもしれません。
自分のカラダをみきわめることで、
自分にふさわしい食材
避けるべき食材
日々の過ごしかた
心のもちよう
自然の移り変わりとの向き合いかた
を知ります。
薬膳とともに、ぶれることない自分だけの美容法を導きだしてはいかがでしょうか。