お肉を食べすぎた日のレスキュー食材でご紹介した山査子。
山査子は消化を助け、血の巡りをよくする食材として古くから中国では生薬や薬膳素材としてつかわれてきました。特にお肉の消化を助けます。
お肉を食べすぎると、
- 脾を傷つける
- そこから血の滞りが悪くなる
- シミやクマ、手足の冷え性、生理痛などを引き起こす
こととなります。
また血の巡りが悪くなると、老けるのも早い!ので、アンチエイジングにも活躍します。
豚チャーシュー 山査子風味
中華街などでよく見かける「山査餅」というお菓子をつかって、チャーシューをつくります。
山査子のドライフルーツをつかってもOK!「山査餅」にはすでにお砂糖がはいっているため、砂糖を使っていないドライフルーツの場合は、小さじ1くらい足してください。
常備して、少しずつ食べるようにしましょう。

材料
- 豚もも肉ブロック 200g
- 山査餅 30g
- ねぎ 15g
- すりおろしたしょうが 3g
- 酒 大さじ3
- ごま油 大さじ2
- しょうゆ 大さじ1.5
作り方
- 鍋に水4カップと山査餅をいれ、沸騰したら豚もも肉のかたまりをいれ、20分ほど、肉がやわらかくなるまで茹でる
- 茹でた肉をとりだし、冷めたら食べやすい大きさにきる。その際、余分な大きめの脂があれば、そぎおとす
- 酒、しょうが、ねぎを保存容器に入れて混ぜ合わせ、2の肉をいれ、さらによく混ぜて、冷蔵庫にいれて1時間ほどなじませる
- ごま油をフライパンにいれ、豚肉を炒めて、しょうゆを流しいれて弱火で5分ほどなじませたら完成!





食材薬膳メモ
豚肉
【素材の分類】 陰を補う
【五味・四気・帰経】甘・鹹・平・脾/胃/腎
山査子
【素材の分類】 消化を助ける
【五味・四気・帰経】甘・酸・温・脾/胃/肝
ねぎ
【素材の分類】 カラダを温め、発汗を助ける
【五味・四気・帰経】辛・温・肺/胃
しょうが
【素材の分類】 カラダを温め、発汗を助ける
【五味・四気・帰経】辛・温・肺/脾/胃