梅雨薬膳の定番「はと麦」+「みかんの皮」を薬膳茶で活用!

梅雨
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薬膳は素材の組み合わせがポイント!

季節や体質、美肌やアンチエイジングなどの目的にあった相性のよい素材を組み合わせて、薬膳レシピをつくります。ベストな組み合わせがわかると、そこから薬膳茶にしたり、薬膳スープにしたり、薬膳ごはんにしたりと好きなレシピに変化させることができます。

梅雨のスイーツ「みかんゼリー」の記事がありますので、あわせてご覧ください。

これに続き、今回は「はと麦」+「みかんの皮」=梅雨の薬膳茶をつくります。

梅雨薬膳のベストコンビ「はと麦」+「みかんの皮」

中医学でみる梅雨は

  • 湿がカラダのなかに滞る
  • 気の巡りが悪くなる
  • 脾が弱まりやすい

とされています。

この3つを解決してくれる薬膳素材のコンビが「はと麦」+「みかんの皮」なのです!

「はと麦」はカラダにたまった水分を外に出すサポートをします。カラダを冷やす性質があるので、梅雨空が続き、疲れやカラダが重く感じているときこそ、温かいお茶がおすすめです。梅雨は脾の働きが活発になりますが、湿に苦手な脾は弱りがち。「みかんの皮」は気の巡りを助け、脾の働きをサポートします。

みかんの皮とは

みかんの皮は漢方や薬膳では「陳皮(ちんぴ)」や「橘皮(きっぴ)」と呼ばれ、乾燥させたものをよく使います。食欲がないときや、ストレスでおなかのあたりが張りやすいときなどにつかいます。

カラダを温め、カラダのなかの湿気を乾燥させるはたらきがあるので、梅雨時期に活躍する素材です。

はと麦についてはこちらの記事もどうぞ!

はと麦とみかんの皮の薬膳茶

材料

  • はと麦茶 5g
  • みかんの皮(陳皮) 5g 

※もしみかんの皮がないときには、オレンジの皮でもOKです。その場合、オレンジはカラダを冷やす性質があるので、ショウガを少々あわせると、ショウガのカラダを温め、湿を発散させるはたらきが助けてくれます。

つくりかた

  1. ティーポットにはと麦茶と陳皮をいれる
  2. 沸騰したお湯800ccを1にいれ、10分ほど蒸らして完成

今回はティーポットを使いましたが、みかんの皮をつかっているので、理想的には土瓶で10分ほど煎じるのがおすすめです。

薬膳メモ

はと麦

【素材の分類】 余分な水分を外にだす

【五味・四気・帰経】甘・淡・微寒・脾/胃/肺

みかんの皮

【素材の分類】 気の巡りを助ける

【五味・四気・帰経】 辛・苦・温・脾/肺

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